2025年12月11日木曜日

20251211 「走らない」の意味を考える — 避難訓練を通して

 本日、2学期の避難訓練を実施しました。

今回の訓練は、休憩時間中に突然地震が発生し、その後、家庭科室から火災が起こったという設定で行いました。

子どもたちは、放送の指示をよく聞き、それぞれの場所から落ち着いて避難することができました。
運動場でもすぐに安全確保の姿勢をとるなど、事前指導の成果が表れていました。




訓練後、子どもたちに 「走らない」ことの大切さ を中心に話をしました。

避難訓練で大切なのは“早さ”ではありません。
安全に避難できる行動を、普段から身につけているかどうかです。

講評では、次のような話をしました。


  「走らない」を選ぶということ

走らないことは、訓練のときだけでなく、学校生活のすべてでとても大切です。
走ると、人や物にぶつかってしまい、自分も相手も大きなケガをする危険があります。

昨日の下校の時間、校門から走って出ていく人が何人もいました。
もしその瞬間、車やバイクが来ていたらどうなっていたでしょうか。
命に関わることです。

運動場や体育の時間のように「走ってよい場所・場面」では思いきり走ってかまいません。
でも「走ってはいけない場所で走る」ことが危険なのです。

今日の訓練を通して、これからの毎日の生活で、
“自分の身を守る行動” を選べる人になってほしいと思います。

  子どもたちは、真剣に耳を傾け、
  「これから気をつける」という表情が多く見られました。


■ 災害は、いつ・どこで起こるかわかりません

だからこそ、

日常の行動ひとつひとつが、自分の命を守る力につながります。

今日の訓練を通して、
・放送を静かに聞くこと
・先生の指示に従うこと
・危険な行動(走る・戻るなど)をしないこと
・周りの人に気を配ること
こうした小さな積み重ねの大切さを、改めて感じる機会になったはずです。


■ 最後に

今日の経験を、ただの“行事”で終わらせず、
明日からの生活に生かしていけるよう、学校として今後も安全教育に取り組んでいきます。

保護者の皆様にも、登下校時の安全についてご家庭で話題にしていただけると幸いです。

今日のお昼休みに音楽室でウィンターコンサートがありました。我こそはという有志が音楽を披露しました。

1組目はBeautiful Daysの合奏

2組目はパフの合奏


3組目はミュージカル『いいことありそう』これはサマーコンサートの続きなのだそうです


4組目はAdoのTot Musika。匿名希望でついたての向こうで歌いましたが、歌手のAdoさんもこうして顔を出さないで歌っているんですって。