2020年9月9日水曜日

ワンちゃん、飼い主のもとへ戻る!

 いつものように、門で生徒を迎えていると、「校長先生、犬が、、、」と声を掛けられました。  「なんのこっちゃ?」と思い、そちらの方へ行くと、首輪をしてネックレス?もした、かわいらしい犬が、子どもたちになついています。  「飼い主が絶対いるはずだ!」とは思うものの、どないしたもんか考えていると、  また別の子どもが、「あっちの方で犬を探している人がいるよ。」と教えてくれました。   犬を抱いてそちらの方へ行きましたが、そのような人はもういません。  朝の見守り隊で、自治会の会長さんがおられたので、その話をすると、「町内放送でもしてみます。」と言ってくださいました。   すると、その数時間後に、「犬を届けていただき、ありがとうございました。」とお礼の電話をいただきました。  子どもたちのおかげで、なんだかとっても嬉しい気分になりました。ウキウキ気分でいると、なんとその飼い主の方が小学校へわざわざ来られて、お礼にと花束を持ってきてくださいました。
 いや、恐縮します。子どもが見つけてくれて、子どもが買主情報をくれて、私は、別の人にその犬を預けただけなのに、、、。    なんか、人のつながりって、「温かくて、ホンマええなぁ。」( ^)o(^ )。  と思っているところへ、数人の子どもが、「朝の犬どうなりましたか?」と心配して、わざわざ職員室まで聞きに来てくれる人がいました。  みんな、「ああよかった。ありがとうございました。」と言って喜んで教室へ戻っていきました。  「うちの子らは、みな優しい子どもたちやなぁ。」とつい、校長室で一人ウルウルしていました?!
 今日は、子どもたちのおかげでホンマ心温まる充実した日でした。